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ANA上級会員の証「SFC」(スーパーフライヤーズカード)。
これ一枚あるだけで、ラウンジの利用や優先搭乗など、空港での過ごし方がガラッと変わります。
私自身は一人旅が多く、SFCのおかげで移動がぐっと快適で安心になりました。
この記事では、SFCの特典や取得の流れ、実際に使っているおすすめANAカードまで、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。
これからSFCを目指す方の参考になれば嬉しいです。
▼この記事の内容
- SFCとは何か?
- SFCの主な特典についてご紹介!
- SFCを取得するには?SFC修行とは?
- SFC修行におすすめのANAカード3選【カード比較つき】
1. SFCとは何か?
- SFCの正式名称と発行会社
- 通常のANAマイレージクラブカードとの違い
SFCの正式名称と発行会社
SFCとは、「スーパーフライヤーズカード(Super Flyers Card)」の略で、ANAの上級会員向けクレジットカードです。
発行元はANAと各クレジットカード会社(VISA、Mastercard、JCB、AMEXなど)で、ANAカードのひとつですが、取得には条件がある特別なカードです。
通常のANAマイレージクラブカードとの違い
SFCの最大の特徴は、一度取得すれば、ANAの「プラチナサービスメンバー」とほぼ同等の特典を毎年の搭乗実績に関係なく半永久的に維持できるという点です(※ただし制度改定の可能性あり)。
通常のANAマイレージクラブカードは入会すれば誰でも持てますが、SFCを手にするには、「1年間で一定数のフライト実績=プレミアムポイント(PP)を獲得」する必要があります。
そのため、SFC取得を目指して意図的に飛行機に多く乗ることを、通称「SFC修行」と呼びます。この活動をする人は、ネット上では“修行僧”なんて呼ばれることもありますね。
また、SFCはANAカードでもあるため、フライト時のボーナスマイルやANAショッピングでのポイントアップなど、クレジットカードとしての特典も豊富です。

SFCは「一定のANAサービス利用実績」を経て初めて申込資格が得られるANAカードです。
一度手にすれば、上級会員特典を長期的に維持できます。
2. SFCの主な特典についてご紹介!
- 空港での特典
- フライト関連の特典
- 会員限定のサービス
- スターアライアンス ゴールド資格
SFC(スーパーフライヤーズカード)を持つことで、ANAの上級会員(プラチナサービス)と同等のサービスを受けられるようになります。
飛行機に乗る前から乗った後まで、旅の快適さが大きく変わるのが最大の魅力です。
ここでは主な特典をカテゴリ別にご紹介します。
空港での特典
飛行機に乗る前後の時間も、SFCを持っていれば快適に過ごせます。
- ANAラウンジの利用
国内線・国際線ともに、ANAラウンジが利用可能に。
出発前に静かで落ち着ける空間があるのは、本当にありがたいものです。
特に一人旅のときは、自分の居場所ができたように感じられて、毎回立ち寄るようにしています。 - 優先チェックインカウンターの利用(対象空港のみ)
混雑時でも並ばずスムーズに手続きできるので、時間もストレスも大きく軽減されます。 - 優先保安検査場の利用(対象空港のみ)
セキュリティチェックも専用レーンからスムーズに通過。
一般の長蛇の列を避けられ、出発前にゆとりが生まれます。 - 優先搭乗
早く機内に入れるので、手荷物の収納もしやすく、落ち着いて着席できます。
フライト関連の特典
以下のような、SFCの特典も用意されています。
- プレミアムエコノミーへのアップグレード(国際線、一部対象)
空席があれば無料でアップグレードされることもあるそうです。
(※私はまだ未経験ですが、もし実現すればラッキーですね!) - 手荷物許容量の優待
受託手荷物が無料で1個追加に。旅先でつい増えてしまった荷物やお土産も、気兼ねなく持ち帰れます。 - 優先手荷物受け取り
到着後、手荷物受取所で自分の荷物が優先的に出てくるのは、地味にうれしいポイントです。
預ける際には、目印として「プライオリティタグ」を荷物に付けてもらえます。
会員限定のサービス
空港やフライト時以外にも、SFC会員ならではの特典があります。
- 国内線特典航空券の優先予約
繁忙期でも特典航空券が取りやすくなる傾向があります。 - アップグレードポイントの付与
毎年のフライト実績に応じて、座席アップグレードに使えるポイントがもらえます。 - SFC会員専用デスクの利用
予約や問い合わせ時もスムーズで、電話がつながりやすいです。
スターアライアンス ゴールド資格
SFCを保有することで、ANAだけでなく「スターアライアンス加盟航空会社」でも上級会員「スターアライアンスゴールド」として扱われます。(カード券面にもマーク有)
そのため、ANA以外の航空会社を利用するときも、以下のような恩恵が受けられます。
- 世界各国のスターアライアンスラウンジが利用可能
たとえば、ユナイテッド航空やシンガポール航空などのラウンジも、SFCで入室できる対象になります(利用条件あり)。 - 優先チェックインカウンターの利用
スターアライアンス加盟航空会社搭乗時、ビジネスクラス用またはスターアライアンス・ゴールド優先チェックインカウンターが利用できます。
(利用可能なカウンターは空港や航空会社によって異なる場合があるため、現地の案内表示やスタッフに確認すると確実です。) - 優先搭乗・優先手荷物受取
乗り継ぎがあったり、日本語の通じない海外であっても、ゆとりができます。 - 追加手荷物許容量の優待
長期滞在だったり、お土産などで荷物が増えてしまっても安心です。

SFCを持っていると、予約~空港〜フライト〜到着後まで、快適です。
特に海外旅行時は、早めに空港に到着してゆっくりラウンジでシャワールームや飲食スペースを利用したり。
時間的ゆとりや、優先して対応してもらえる安心感もあります。
3. SFCを取得するには?SFC修行とは?
- SFCを取得するには?修行の流れ
- まずはここから!SFC修行の基本ステップ
- プレミアムポイント(PP)とは?
- 取得にかかる費用は?
- 修行ルートの選び方
- 修行期間とタイミング
SFCを取得するには?修行の流れ
SFC(スーパーフライヤーズカード)を手に入れるには、まずANAの上級会員ステータス「プラチナサービスメンバー」になる必要があります。
ANAの会員ステータスには「ブロンズ」「プラチナ」「ダイヤモンド」の3段階があり、SFCの申込資格が得られるのは「プラチナ」以上です。
2023年までは「飛行機にたくさん乗る」ことが唯一の道でしたが、近年は新たに「日常生活のANA利用」による取得方法も追加されました。
ここでは、現在選べる2つのルートをご紹介します。
1.飛行機メインで取得する:プレミアムポイント修行
いわゆる「SFC修行」と呼ばれるスタンダードなルートです。
- 条件:ANAグループや提携航空会社のフライトで、1年間に50,000プレミアムポイント(うちANAグループ運航便25,000PP以上)を獲得
この条件を満たすと、「プラチナサービスメンバー」資格を獲得できます。
ステータスは達成次第(または数日以内に)反映され、ANAアプリ上でもプラチナ表示に切り替わります。
この時点でSFCの申込が可能になります。
2.日常生活で取得する:ライフソリューション活用
飛行機にあまり乗れない方向けに、2023年以降から新たなルートが登場しました。
以下の3条件すべてを1年間で達成すると、翌年度からプラチナステータスが付与されます。
- 条件1:年間プレミアムポイント:30,000PP以上(うちANAグループ便15,000PP以上)
- 条件2:ライフソリューションサービスの利用数:7サービス以上
- 条件3:ANAカード/ANA Payでの年間決済総額:400万円以上
時間がなく飛行機に多く乗れなくても、クレジットカード利用が多く、日常生活でANAを活用できる人には現実的な選択肢です。
ただし、このルートでのプラチナステータスは達成の翌年度4月からスタートします。
達成したタイミングではSFCの申込はできず、少し待つ必要があります。
私の友人はこのルートでプラチナに到達し、2025年4月にSFCを申請しました。
両方のルートに共通して言えるのは、「プラチナステータスを取得すれば、SFCの申込資格が得られる」という点です。
まずはここから!SFC修行の基本ステップ
- ANAマイレージクラブ会員に登録する(無料)
- ANAカード(一般~ゴールド)を発行する(スムーズな切り替えのため)
- 1年の間に50,000PPを目標にフライトを計画する
- 「プラチナサービスメンバー」に到達したら、ANAカードのSFCカードへの切り替えを申し込む
獲得した会員ステータスは翌年度一年間有効で、毎年リセットされます。
「プラチナ」ステータスをゲットしたら、忘れずSFCを申し込みましょう!
プレミアムポイント(PP)とは?
「PP」は、マイルとは別に積算される「会員ステータス判定用のポイント」です。
搭乗クラス、運賃種別、路線距離、ANA便利用かどうかなどによって加算率が異なります。
- 国内線(普通席・運賃7以上):片道500〜1,000PPなど
- 国際線(プレミアムエコノミー・ビジネスクラス):片道3,000〜6,000PPなど
「マイルが貯まる=PPも貯まる」わけではないので、修行ではPPを効率よく稼ぐルートを選ぶのがポイントです。
修行にかかる費用は?
どのルートを選ぶか、どの時期に利用するかによって費用は大きく変わりますが、
SFCを目指すには だいたい40万〜60万円前後の予算が必要です。
できるだけコスパよく修行するためには「PP単価(1PPあたりの費用)」を意識します。
目安は 1PP=10円以下 を目指すと効率が良いと言われています。(例えば1PP=10円のとき、費用は50万円です。)

セールや割引運賃を活用すれば、さらにコスパよく修行できます。
特に年始のANAタイムセールや、早期割引、国際線の特別運賃キャンペーンは狙い目です!
修行ルートの選び方
SFC修行で効率よくプレミアムポイント(PP)を貯めるには、ルート選びがとても重要です。
PPが多く獲得できるのは「長距離路線」や「プレミアムクラス」などの高加算率の路線。
日程や費用とのバランス(=PP単価)を考えながら、自分に合ったルートを見つけましょう。
よくある修行ルートの例は以下の通りです。
スタイル | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|
国内線メイン | 距離が短く本数も多い。羽田⇔那覇などを往復する「OKAタッチ」が代表例。 | 休みが細切れに取れる人、国内旅行が好きな人 |
国際線併用 | 長距離フライトで効率よくPPを稼げる。シンガポールやバンコクなどが人気。 | 海外旅行も楽しみたい人、まとまった休みが取れる人 |
プレミアムクラス活用 | 国内線でも高い加算率。短距離でも効率的に稼げる。 | 時間をお金で買いたい人、快適なフライトを重視する人 |

自分が「旅行を楽しみたい派」か「効率重視で短期間派」かによって、選ぶべきルートも変わってきます。
私は弾丸気味ではありましたが、旅行を合わせて楽しみながらのSFC修行でした。行きたかったシドニーもプレエコで組み込んでみました。
修行期間とタイミング
SFC修行のプレミアムポイント(PP)は、「1〜12月の1年間」が集計期間です。
もちろん12月ギリギリの達成でもOKですが、できれば年初(1〜3月)から修行を始めるのがおすすめです。
人気の時間帯や路線は、後になればなるほど予約が取りにくくなったり、運賃が高騰する可能性も。
早めに計画を立てておけば、
✅ セール情報に備えたり
✅ 効率のよいルートを確保したり
と、余裕のある修行ができます。
💡費用や獲得ポイントのシミュレーションをしたい方は
「ANA SFC プレミアムポイント シミュレーション」で検索すると、ANA公式のツールが見つかります。

年末に近づくと「席がない!」「プレエコしか残ってない!」となることも。
早めに、しっかり計画を立てておきましょう!
4.SFC修行におすすめのANAカード3選【カード比較つき】
SFC(スーパーフライヤーズカード)修行におすすめのANAカードをご紹介します。
まず大前提として、SFCを作るには「SFC移行対象のANAカード」を所有している必要があります。
すでに持っているANAカードがSFC対象であれば、そのままでOKです。
対象外のANAカード(例:ANA JCB 一般カードなど)の場合は、プラチナステータス獲得後に、SFCに対応したカードを新たに申し込む必要があります。
SFCに移行可能な代表的なANAカードは以下の通りです。
- ANA VISA ワイドゴールドカード
- ANA JCB ワイドゴールドカード
- ANA アメックス ゴールドカード
- ANA ダイナースカード
- ANA VISA プラチナ プレミアムカード
- ANA JCB プラチナカード
- ANA アメックス プレミアムカード
これらのカードはすべて「SFC移行対象」です。
それぞれ特徴があり、ポイントの貯めやすさや年会費、付帯サービスに違いがあります。
カード選びを間違えると、「あのカードにしておけばよかった…」となりがちなので、修行開始前にしっかり選んでおくのがおすすめです。
以下に、修行時に人気の高い3枚をご紹介します。比較表を参考に、ご自身の使い方に合ったカードを選んでください。
カード名 | 年会費(税込) | マイル移行手数料 | 主な特徴 |
ANA VISA ワイドゴールドカード | 15,400円 | 無料(1ポイント=2マイルコース) | ・毎年2,000マイルの継続ボーナス ・搭乗ボーナスマイル25%加算 ・国内主要空港ラウンジ利用可 ・ANA Payチャージでもマイルが貯まる ・充実した旅行傷害保険付帯 ・「マイ・ペイすリボ」登録で年会費割引あり(条件あり) |
ANA アメックス ゴールドカード | 34,100円 | 無料(ポイント有効期限なし) | ・毎年2,000マイルの継続ボーナス ・搭乗ボーナスマイル25%加算 ・ANAグループ利用でポイント2倍 ・国内主要空港ラウンジ利用可(同伴者1名無料) ・旅行傷害保険(最高1億円)・ショッピング保険付帯 |
ANA JCB ワイドゴールドカード | 15,400円 | 無料(1ポイント=10マイルコース) | ・毎年2,000マイルの継続ボーナス ・搭乗ボーナスマイル25%加算 ・Oki Dokiポイント有効期限3年 ・国内主要空港ラウンジ利用可 ・Edy・ANA Payチャージでもマイルが貯まる ・海外旅行傷害保険最高1億円付帯 |
自分がよく使うポイントやライフスタイル、今後のANA利用頻度を考えて選ぶことがポイントです。迷ったら、まずは「ANA VISA ワイドゴールドカード」を選んでおけば間違いありません。
(VISAは海外でも圧倒的に使える場所が多いので、いざというときに安心です!)

私も「ANA VISA ワイドゴールドカード」を作成し、現在も継続利用しています!
👉 詳しくは、こちらの比較記事で解説しています:
[▶ ANAカードを徹底比較!SFCを目指すときにおすすめのカード3選]
私自身、SFCを取得してから、旅のストレスがぐっと減りました。
「これからSFC修行してみようかな?」という方の参考になれば嬉しいです。
ANAカードはモッピー経由での申込みがおすすめ!
ANAカードを申し込むなら、ポイントサイト「モッピー」を経由するのがお得です。
カードによっては数千円相当のポイント還元が受けられることもあります。
たとえば、2025年6月現在は「ANAアメリカン・エキスプレス・カード」が対象です(※掲載状況は変動します)。
※他のカードについても、随時掲載されることがあります。最新情報は公式サイトでチェックしてください。
以下のリンクから無料で登録できます。登録後、モッピー内で「ANA カード」と検索してみてください👇
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